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旅の報告、第4話(7月16日)・・デス!

今晩は!
 飽きもせず、報告の連夜・・です。
 お聞き下さりませーーー!
 
 15日は白河に宿泊。
 16日からの旅もお世話して下さった地元白河にお住まいの安司さん、東京のNさんの3人での旅の始まりです。
 新白河駅で安司さんと合流。
 東北新幹線にて、岩手県の平泉へ向けて出発。
 奥州藤原氏の栄華を訪ねて・・でした。
 毛越寺(もうつうじ)、郷土館、中尊寺、高館義経堂、柳之御所資料館を訪ねました。
 
 ここ、毛越寺は、奥州藤原氏2代基衡によって、造営された、天台宗の別格本山で、山号は医王山です。
 イザ、3人揃って、そろそろと、お参り致しましょうぞ!
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 竜頭の船を浮かべて、歌舞音曲を奏したといわれる、栄華を極めた時代を彷彿とさせる庭園内の池です。
 平安時代の遺跡がほぼ完全に残っており、5月の「曲水の宴」では、遣水を舞台にして、平安時代の貴族の優雅な遊びが再現されます。
 「わらわは、おひめさまではごじゃりませぬぞよ。オホホホ」
 アーラ。ツイ調子にのってごめんあそばせーーー!
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 続いては、奥州藤原氏第一代清衡の造営で、度重なる火災で、創建当初の建物で残っているのは中尊寺の金色堂のみです。
 中尊寺は天台宗東北大本山で、山号は関山です。
 中尊寺金色堂の前で
 金色堂は松尾芭蕉が奥の細道の中で、
「五月雨の 降残してや 光堂」
 と詠んだように光堂ともよばれ、床や天井・壁面なども金箔で飾られています。
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 義経が自害した場所です。(案内塔のスグ右側から石段を登って、左側に少し歩いた所です。登った所は、北上川が眼下に、向こうに束稲山が見えました)
 義経を慕って旅した松尾芭蕉はここを訪れ、悠々と流れる北上川と束稲山を見て、時の移るのも忘れて、涙を流し一句詠んだ、
   夏草や 兵どもが 夢の跡
 で、この瞬間から、高館は、日本人の心の原風景になりました。
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 最後に訪ねたところは星亮一先生のお薦めの地「柳之御所遺跡」でした。
 近年の発掘調査の結果を受けて、平成9年に国指定史跡になりました。
 三代秀衡の頃の遺跡と考えられています。
 資料館には、藤原氏の絶大な勢力を窮わせる中国産の白磁の4耳壺や、国内初の村の印象など、異物が展示されています。
 みなさん、ここも、必見ですよ。
 
 そして、平泉への心を残しながら・・、再び、新幹線で1時間半。
 その夜のお宿は、NHKドラマの舞台となっている、「盛岡市」・・へ到着しました!
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by hirokoxhirokox | 2007-07-27 19:28 | 今日を生きる私 | Comments(12)
Commented by humie at 2007-07-27 19:44 x
皆さん良いお顔しておられますね。それぞれ出かけた所で懐かしく拝見し、中尊寺は朝一でしたのでお線香たてがきれいに掃き清められていたのを思い出しました。毛越寺も広々としたお庭で時期としては緑がきれいだったでしょうね。
Commented by hirokoxhirokox at 2007-07-27 20:30
オ!早速に、見て頂いてありがとね。あなたも行かれた所なんですね。そうです!中尊寺のお線香も忘れずに買いました!池のまわりではあやめがきれいに咲いていましたし、あなたのいわれるとおり、緑がとても池にマッチしていましたよ。やはり、時代の流れの中で今を生きている事を、実感しました。
Commented by 愛ちゃん at 2007-07-27 22:10 x
毎回、素敵な写真が楽しみです。表情のイイこと。皆さんお若いですね。
なかなか東京まで時間が掛かりますね。ワクワクしながら待っております。
Commented by hirokoxhirokox at 2007-07-27 23:03
オ!愛ちゃん。今夜もありがとうね。青山のあなたの料亭「花味兆」での同期会の話題はもう少しで、到着ですから、お・た・の・し・みにーーー!帰ってから色々あったので、やっと、明日、青山での写真の整理と手紙の発送にとりかかりますから・・・。しばらくお待ち下さいませね。。
Commented by hana_dankai at 2007-07-27 23:10
平家に育ち、源氏として戦い、源氏に追われ、最後に頼った平泉で生涯を終えた義経に日本人の心が誰しも惹かれますよね。
Commented by hirokoxhirokox at 2007-07-27 23:21
オ!hanadankai様。今回の旅は、義経そして、義経を慕って郡山までやってきた静御前の最期・・といい、いずれも無念の思いであったろうと、平泉まで訪ねたお陰で、しかと、受け止めることの出来た、旅でもありました。今夜もコメントありがたく頂戴致しました。
Commented by amamianguide at 2007-07-28 07:39
ここから脱出して モンゴルの英雄になる、と言うのは判官びいきの
作り話なんですよね(笑 藤原家にはとっても興味を持っています
平泉に行った時は 興奮しましたよ。奄美の古代に繋がっている気が
するんですよね!!
Commented by marri at 2007-07-28 08:37 x
夏草や 兵どもが 夢の跡 芭蕉さんと同じ時節の訪れかなぁ~?
広くてなぁ~んも無い毛越寺をグルリとめぐりながら、すんごいロマンを感じたものです。平泉の栄華って、どんなの想像しても素晴しくって想像を超えた世界なんですもの。その地に立ってこその感慨ですよね。
「どんど晴れ」毎朝楽しみに見ています。さて、つづきは・・・?
Commented by you at 2007-07-28 09:29 x
旅の様子良く分かります。楽しそうですね。どんど晴れも私も見ています。その地に行かれたなんて、うらやましいです。岩手山と1本桜みてみたいです。
Commented by hirokoxhirokox at 2007-07-28 11:49
オ!amamianguide様。いつもステキナ映像ありがとうございます。ようこそコメントありがとうございました。この度、作家、七海晧奨氏にお出会いし、先生著作の倫理史観による大汗建国物語、「ボルテ・チノ」を購入しましたので、早速読ませてもらうことにしています。確かに、ここ、平泉は京都以上の威風が感ぜられましたね。

Commented by hirokoxhirokox at 2007-07-28 11:54
ハロ!marriさん。あなたのブルグはいつも、ふわっとソフトムードでの流れに、ついつい、吸い込まれてしまいます。抜群の構成・・ですね。歴史に弱かった自分も、行って、見て、感じて・・・、良い勉強・・してます。どんど晴れ、私もフアンですから・・・。今日もありがとね。
Commented by hirokoxhirokox at 2007-07-28 11:59
オ1youさん。今日もありがとね。今日の報告は、どんど晴れの本場「盛岡」・・ですよ!お楽しみに!


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